2012年1月8日日曜日

シェア世界一のモバイルOSがブランド消滅に

とは、いうものの、のっけっからiOS、Androidより10%以上上ってのはかなり大きいと思う。
それにNokiaOSっていうのも元から名称としてあったもので、Symbianと分けて使っていたことは確かなので、Symbianのブランドがなくなるって事じゃないと思うよ。
それとSymbianは、もともとNokiaだけで開発しているプロダクトじゃない。たとえば、Linuxのディストリビューター版的な色づけが強いと思うので、有志が居れば存続すると思う。

シェア世界一のモバイルOSがブランド消滅に:




ノキアが今度出す新モバイルOSは「Symbian Belle」からSymbianを取って新名称「Nokia Belle」になります。このまま速やかにSymbianの安楽死を図る体制とも取れるわけですが、そのリブランディング発表の直後にこんな統計がリリースされました。

2011年1月から12月のモバイルプラットフォーム世界シェア推移を記したグラフです。ご覧のようにSymbianは相変わらず世界シェアトップなんです。欧州・途上国での人気もあって前からシェアだけはあるのですが、販路は広くてもローエンド市場相手ではなかなか利益があがりにくいのも実情。そこが問題でもあります。

「Nokia Belle」としてOSは生き長らえても、これがSymbianのテコ入れ再生を図るためのリブランディングなのか、無言の死刑宣告なのか...その辺の見極めは難しいですね...。

ある意味、Symbian人気が長引けば長引くほど、ノキアのWindows Phoneへの投資は危ないギャンブルになるわけで。頼みのマイクロソフトのモバイルOSはここ数年で最も有望株(Lumiaに大満足なユーザーが言うんだから本当)なのに、まだ上のグラフには出てきてもいませんからね。大逆転はあるのかな。


[Pingdom]

BRIAN BARRETT(原文/satomi)
 

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